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映画の美術監督(美術デザイナー)という仕事とその就職方法について
【美術監督・美術関連スタッフになるには?】 |
映画撮影に欠かせない職業のひとつが美術監督です。なぜなら、映画のイメージに合った風景・場所はそうあるものではないからです。美術監督は映画のイメージに基き、この風景・場所を実際に作るというお仕事です。
俳優以外の映像部分はこの美術監督によって作り上げられているといっても過言ではありません。そんな美術監督(プロダクションデザイナー)とは一体どんな職業なのかまとめてみました。
| ■美術監督(美術デザイナー)の仕事とは? |
美術監督は映画のイメージに合った空間(風景・場所)を作る職業です。まれに映画の理想通りの場所が見つかるということもあるようですが、ほとんどの場合映画にあった空間(風景・場所)はこの美術監督(美術スタッフ)によってつくられます。
例えば、ひとつ部屋がつくられるにしても間取りやインテリア(家具・小物・装飾の種類配置等)によって、その印象はずいぶん異なります。
これらは、すべて適当に決められているわけではなく、その部屋に住む人物の設定やストーリーなど映画の設定・イメージに基いて設計されており、さらには役者が演じやすいか、撮影がしやすいか、など撮影全体に対する配慮も考えられています。
また、美術監督の仕事はスタジオのセット撮影だけでなく屋外のロケ撮影にも及びます。例えば、撮影シーンによっては木や花など植物が必要だったり、場合によっては道路や橋、ビルなど大きな建造物が必要になる場合もあります。
そういった際に、実際にそこに植物を植えたり、道路・橋・ビルなどを建てるのも美術スタッフの仕事です。(もちろん裏側の作られてない外見だけのハリボテの場合がほとんどですがまれに本物を建てることも・・・)
映画の世界観はこの美術監督の手によって作り上げられます。
映画の世界観を左右する重要な職業、それが美術監督です。
また、美術監督は映画における美術部門の総責任者、まとめ役でもあります。
映画の美術部は美術監督を頂点に
・大道具(装置)
・装飾(小道具)
・衣裳
・ヘアメイク
・持道具
・特殊美術
などに分かれており、それらスタッフをまとめ、セットの品質管理・美術予算の管理などをしているのが美術監督です。美術監督についてはこちらもどうぞ。
【美術監督協会・美術監督の仕事とは】 |
※美術監督は美術デザイナー、海外ではプロダクション・デザイナーとも呼ばれています。 |
| ■美術監督(美術デザイナー)になるには? |
美術監督には「大道具」や「装飾」を経て就く人が多いようです。一応、映画の美術部には大道具や装飾のほか衣装やメイクなどといった仕事もありますが、衣装やメイクさんなどから美術監督になるケースはほとんどないようです。
ですから、美術監督を目指す場合、「大道具」や「装飾」になるというのが一般的なコースといえるのではないでしょうか。
■大道具・装置
映画における「動かないもの」(家・建物・橋・トンネルといった装置・セットなど)を美術監督のデザインに基いて実際につくる仕事。カメラに写る部分だけをつくるので、実際に建物を建てるわけではないけども本物の大工、塗装にも通じるような仕事をするスタッフ。
■装飾・小道具
映画における装飾、小道具を管理する仕事。基本的に「動かせるもの」は小道具が担当する(逆に「動かせないもの」は大道具)ので、家具などのインテリアや車・飛行機などの乗り物から犬・猫といった動物までもこの小道具が担当する。 |
美術監督(美術デザイナー)への代表的な道のり
| スタート |
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現場に飛び込む
(弟子入り)
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美術関連会社
(プロダクション等)
(映画・CM・テレビ番組) |

美術系大学・映像専門学校
(美術関連学校)
 (コネ) |
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| 【美術スタッフ助手】 |
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| 美術監督! |
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| ■美術監督(大道具・装飾)になるために まとめ |
映画のほとんどの仕事がそうであるように、やはり大道具や装飾といった職業も映画だけの仕事を、というわけにはいかないようです。現状ではそのほとんどが美術を専門に請け負う会社の社員だったり、フリーランスだったりで、映画以外の仕事もこなさなければならないようです。
映画会社の美術部に入るのが難しいことを考えるとやはりそういった美術関連の会社に入るのが、現時点での美術スタッフへの近道といえそうです。
(ちなみに、美術スタッフの助手はかなりハードな仕事のため、欠員による求人はけっこうあるそうです。美術関連会社の中には実務経験や学歴を重視しない会社もあるようなので、映画の中では比較的間口の広い仕事といえそうです) |
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